鎧・甲冑の査定について

「甲冑ってどんなもの？」「どんな鎧に価値があるの？」
これから鎧・甲冑の売却を検討される方に、分かりやすくご案内します。

古い鎧、兜からレプリカまで査定可能です。

鎧や甲冑は古くは弥生時代の地層から発掘されており歴史と共に形を変えてきました。戦国時代には戦の仕組みが変わり鎧は当世具足が作られ、また南蛮貿易により欧州の鎧から南蛮胴具足を作成したと言われております。

鎧や甲冑は大きい物が多い為、置き場所に困り残っている数も少なく、当時の鎧があるというだけで希少価値があり高額査定の可能性があります。
当社では不要な広告料や人件費等の経費を削減する事により鎧の高額査定を実現し、お客様にご納得いただける価格を提示させて頂きます。
鎧や甲冑を宅配買取で全国より募集しております。お気軽にお問い合わせください。

鎧・甲冑の歴史について

鎧・甲冑の歴史甲冑とは頭部を守る兜や胴部を守る鎧の事で刀や槍等の戦闘時に身を守るために作られました。
紀元前4世紀頃にケルト人によってチェインメイルが発明されました。ヨーロッパでは中世に入り鎖の量産が出来るようになると大量に作られるようになりました。やがて改良が進みプレートアーマーへと進歩するが重い・通気性等の問題点もあったようです。
日本では鎧の歴史は古く弥生時代からとされ埴輪が鎧を着てる物も出土されています。平安時代に入り戦の主役が騎馬になると鎧の形も変わっていき騎馬戦では弓が重要な武器とされ弓の攻撃への防御を考えられる作りへとなりました。安土桃山時代に入ると兜の立前も縁起や戦場で目立つように様々な物が作られ動物や植物など様々な物がモチーフとされました。鎖国をしていた江戸時代から明治期へ入ると武器も変わり鎧が戦闘に使われなくなりました。
現在は博物館や収集家の美術品・観賞用としての意味合いが強いです。

鎧・甲冑の種類

鎧・甲冑の種類ヨーロッパではチェーンメールや鉄製のプレートアーマーが有名です。中国でも戦争が盛んに行われてた時代の春秋戦国時代の札甲が有名で一般的であり、これが中国の鎧の基本形となり、漢時代になると鉄製の鎧の魚鱗甲が主流となりました。
日本では大きく分けると奈良時代の短甲・挂甲、平安～鎌倉時代から大鎧が登場しました。平安時代～室町時代の徒歩戦の胴丸、鎌倉時代～の徒歩戦下級武士用の兜などがない腹巻、鎌倉～室町時代の下級兵卒用の鎧の腹当、西洋式の甲冑の影響を受けた室町時代後期から安土桃山時代の当世具足があります。
製作者達は甲冑師や具足師と呼ばれ戦国時代には有能な甲冑士達に土地を与え重く扱いました。武器が剣や刀の時代から銃等へ変化すると鎧や甲冑では時代遅れとなり現代の身を守る物としては防刃ベスト、ボディアーマーやプラスチックの盾等が有名です。